Nintendo Switchの電源が入らなくなった話
Nintendo Switchの電源が入らなくなったのを、試行錯誤の末、直すことができたので、その顛末を記録します。
普段は、本体をドックに差しっぱなしで、TVモードで使用しています。 通常は、本体の電源ボタンを押すと、ドックのランプ (TV出力ランプというそうです)が点灯し、接続されたテレビの電源が勝手に入り使用できます。
今回発生した現象は、
- 本体の電源ボタンを押しても、ドックのランプが点灯せず、テレビの電源も入らない
- 本体をドックから一度外し、再び差しなおすと、挿した瞬間にドックのランプが一度点灯するが、すぐに消えてしまう
- 本体をドックから外し、電源ボタンを押しても画面はつかない
というものでした。
充電ができていないのかと思い、次のページにかかれていることを試してみました。
ACアダプターは、「Nintendo Switch ACアダプター」を使用していますか?
買ったときに付属していたものを使用しているので、こちらは問題ありません。
ACアダプターは、コンセントに直接差し込んでいますか?
電源タップに差しています。こちらは面倒なので後回しです。
ACアダプターは、ドックに正しく接続されていますか?
蓋を開けて接続されていることを確認しました。
充電マークは表示されていますか?
本体の電源がつかないので、確認できません。充電マークが表示されない場合に試す手順として、ACアダプターを外して20秒以上待ち、再びつなげてから試すというのがあったので試してみましたが、状況は変わりません。
長時間充電しているのに、本体の電源が入らない場合
本体がフリーズしている可能性があるということです。電源ボタンを12秒以上長押しして本体を完全にOFFにしてから、改めて充電して電源がONになるかを確かめよ、とのことでした。 こちらも試してみましたが、やはり状況は改善しません。
後は、電源アダプタをコンセントに直接差すのを試すしか残っていません。 このときに、ふと、本体に直接電源ケーブルを接続したらどうだろうか、ということを思いつき、試してみることにしました。ドックから電源ケーブルを抜き、本体に接続すると、なんと電源がついて画面が表示されました!
その後、電源ケーブルをドックにつないで、電源ボタンを押すと、ちゃんと以前のようにドックのランプが点灯し、テレビの電源も入りました。どうやら、電源ケーブルの接続がゆるくなっていたようです。
IP電話サービスを切替えた話
自宅の固定電話回線として利用してきたIP電話サービスを切り替えたので、その顛末をメモとして残します。
はじめに
自宅の固定電話としてISPが提供するIP電話サービスを利用してきたのですが、9月末にサービスが終了するとのお知らせがありました。残念ながらISPからは代替サービスは提供されず*1、現在使用中の番号を他のサービスに移行することもできないとのことでした。
これはこれでひどい話だなとは思いましたが、自宅の固定電話の構成を見直す良い機会と前向きに捉えることにしました。
これを機に固定電話を廃止して、今風に携帯電話だけにすることも検討しましたが、いろいろな場面で電話番号が必要になる場合、携帯電話の番号を教えたくない時に固定電話があると便利なので、代替サービスを探すことにしました。
サービス切替前の状態
IP電話サービス
- ISPのオプションサービス
- 月額利用料: 無料(ユニバーサルサービス料 3円/月(税抜))
- 国内固定電話: 8円/3分(税抜)
- 国内携帯電話: 17.5円/分(税抜)
ネットワーク機器構成
NTTからレンタルしたVoIP対応ルータのWeb Caster V130をメインルータとして利用し、電話機もそこに接続しています。WiFiアクセスポイントとしてWiFiルータのAtermWR9500NをWeb Caster V130にぶら下げて、アクセスポイントモードで使用しています。
IP電話サービスの選択
利用していたIP電話サービスはISPのオプションサービスです。移行先の選択肢として考えたのは以下の3つです。
1)ISPをIP電話サービスを提供する他のISPに切り替えた上でIP電話サービスを利用する。
2)ひかり電話を利用する。
1)は、現在のISPに料金も含め満足していること、ISPの切替をするとなると、追加で検討しなければならないことが増えることから考慮に入れませんでした。
2)は、当初検討していなかったのですが、ISPから終了するIP電話サービス利用者へのサービスとして、3ヶ月間基本料金を無料とするキャンペーンの案内が来たので、検討してみました。しかし、基本料金が最低でも月額500円かかる点、ナンバーディスプレイがオプションになっていて追加料金がかかる点などからやはり考慮対象外としました。
3)については、スマートフォン用に既に旧FUSION IP-Phone SMART (現SMARTalk)を利用しているので、それが第一候補となりましたが、他にも良いサービスが無いか調べてみました。
IP電話サービス比較
こちらのページを参考に、サービスを比較してみました。情報はすべて2019年8月現在のものです。
おすすめの050アプリ(IP電話アプリ)を比較して解説します
料金以外の検討事項として、後述するVoIPアダプタで固定電話として利用したいので、VoIPアダプタでの利用可否が挙げられます。最近のIP電話サービスは専用アプリでないと使えない(SIP情報が公開されていない)ものが多いので、その点は注意が必要です。
SMARTalk
国内固定の料金が高めです。
My 050 (旧050Free)
支払い方法がプリペイドです。クレジットが残っているかどうかを常に気にしなくてはいけないのはマイナスポイントです。国内携帯向け料金が若干高めです。
LaLa Call
- サービス提供会社: オプテージ(旧ケイ・オプティコム)
- 月額基本料金: 100円 (税抜)
- 国内携帯: 8円/30秒 (税抜)
- 国内固定: 8円/3分 (税抜)
- VoIPアダプタ利用: NG
- 支払い: 後払い
月額基本料100円かかりますが、通話料は一般的なものです。専用アプリでないと利用できないので、残念ながら固定電話としては使えません。
G-Call 050
- サービス提供会社: GAP
- 月額基本料金: 280円 (税抜)
- 国内携帯: 16円/1分 (税抜)
- 国内固定: 8円/3分 (税抜)
- VoIPアダプタ利用: OK (SIP情報を自ら取得する必要あり)
- 支払い: 後払い
月額基本料280円かかりますが、通話料は一般的なものです。専用アプリでの利用が前提ですが、SIP情報を取得する方法があるのでVoIPアダプタで利用できないことはありません。
root化端末を使わずに「G-Call050」のSIP情報を取得する方法
050 plus
- サービス提供会社: NTTコミュニケーションズ
- 月額基本料金: 300円 (税抜)
- 国内携帯: 16円/1分 (税抜)
- 国内固定: 8円/3分 (税抜)
- VoIPアダプタ利用: OK (SIP情報を自ら取得する必要あり)
- 支払い: 後払い
月額基本料300円かかりますが、通話料は一般的なものです。専用アプリでの利用が前提ですが、SIP情報を取得する方法があるのでVoIPアダプタで利用できないことはありません。
root化端末を使わずに「G-Call050」のSIP情報を取得する方法
結果
検討の結果、SMARTalkで行くことにしました。固定電話向け料金は高めですが、基本料金が掛からないことと、SIP情報が公開されていること(裏技に頼らなくて良い)を評価して決定しました。
VoIPアダプタの導入
固定電話構成の見直しにあたって、IP電話サービスの検討と合わせて、機器構成についても再検討しました。先に述べたように、サービス切替前はレンタルしたWeb Caster V130のVoIPアダプタ機能を利用していました。レンタル料金が月額380円(税抜)掛かっているので、この機会に廃止できないかと考えました。
調べてみるとGrandstream社製のVoIPアダプタを利用してIP電話を固定電話として利用する例がたくさん出てきます。そこで、Web Caster V130を廃止し、Grandstream HT801を導入することにしました。設定は以下のページなどを参考にさせていただきました。情報は一世代前の機種のHT701についてのものですが、ほぼそのまま使えました。
Grandstream HT701でFUSION IP-Phone SMART
Web Caster V130を廃止するとなるとPPPoE接続ができるルータが必要となります。そこでAtermWR9500Nをルータで使用することにしました。サービス切替後のネットワーク機器構成は次のようなものになりました。
WiFiアクセスポイントがGoogle WiFiとなっているのは、今回のIP電話サービス切替とは直接の関係はなく、自宅のWiFi環境改善の為に導入したものです。
おわりに
IP電話サービス切替の結果、金銭的には以下のようになりました。
- IP電話アダプタ付きルータのレンタル解約(-410円/月)
- ユニバーサルサービス料 (-3円/月)
- VoIPアダプタ Grandstream HT801 (7,200円)
VoIPアダプタの費用は18ヶ月で回収できることになります。
通話料は国内固定電話向けが8円/3分から8円/30秒と6倍高くなってしまいましたが、逆に携帯電話向けは17.5円/1分から8円/30秒と30秒課金になった上に料率も安くなりました。
感想としては、固定電話として利用できるIP電話サービスの選択肢が案外少なくて驚きました。今時、個人で固定電話を新たに設置することは少ないのでしょうか。事業所などは別にしても、今後家庭で固定電話が無いのが当たり前になる時代がくるかもしれませんね。
初出: 2019年8月15日
更新: 2020年5月20日 (誤字等修正)
価格高騰により買い手のつかない国産ウナギの価格はなぜ下がらないのか
シラスウナギの不漁により価格が高騰している国産ウナギが、買い手がつかずに余っているらしい。
不漁でも…国産ウナギ余ってる「買い手つかぬ異常事態」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180712-00000040-asahi-soci
この記事では、外食店の多くが外国産に切り替えたことにより国産ウナギの重要が減っていると述べている。しかし、経済学の原理に従えば、需要が減っているのなら価格が下がっても良さそうなのに、なぜ価格が下がらないのだろうか。そういう疑問を抱いたので少し調べてみた。
続きを読むPC-8801マシン語活用マニュアル
塚越一雄著の「PC-8801マシン語活用マニュアル」がInternet Archiveにあるのを見つけた。1984年の出版されており、題名の通り、対象機種はmkIIもSRもつかない素のPC-8801だ。内容は、マシン語モニタの解析、ブレークポイントの動作の仕方、フックアドレス、ROMのバンク切替、そしてマシン語からのBASIC各種機能呼び出し方法についての解説となっている。Z80のマシン語については分かっていることが前提になって、マシン語自体の解説は全く無い。
なぜ、マシン語モニタの解析から始まるのか。それは、N88-BASICでマシン語プログラムを実行するのであれば、モニタがマシン語プログラムの実行環境であり、デバッグ環境であるからだ。更には、ROM上にあるBASICサブルーチンを利用するには、ROMのバンク切替について理解する必要があり、モニタの動作の解析を通してその仕組を明らかにするという方法を取っている。ROM上にあるBASICサブルーチンを呼び出すというのは、要するにBASICから利用可能な機能をマシン語から直接利用するものであり、言ってみればUNIXでいうところのシステムコールと言えよう。ROMのバンク切替の解説の後は、テキスト画面の制御、キーボード入力、カセットレコーダの入出力、フロッピーディスクの入出力、プリンタへの出力、グラフィックの出力の各種機能の利用方法について述べている。
今の視点から本書を読んでみて面白かった点がいくつかある。一つはブレークポイントの動作について。これは、基本的に今でも同じ原理で動く[1]。仮想メモリやOSのレイヤーなどが無い分、より分かりやすいのではないだろうか。もう一つは、当時のマシン語プログラムの利用方法について。わざわざマシン語でプログラムを書くのは高速化するためだと理解していたので、マシン語からBASICのサブルーチンの機能を呼ぶのは一見意味をなさないように思われた。特に、ゲームにおいてグラフィック処理を高速化する場合はそうである。しかし、1984年1月という本書が出版された時期がどういうときだったかを考えるとおぼろげながら状況が見えてきた。ビジネス向けのPC-9801が発売されたのは1982年10月であり、執筆時点の1983年は8ビット機もビジネス用途でまだ使われていたのだろう。そうすると、コアのロジックを高速化するのにマシン語で記述し、入出力はROMにある機能に頼るというのは一つの選択肢としてあったと思われる。
それにしても、コンピュータ利用の技術史を理解するのに、このような書籍が公開されているのは素晴らしい。
[1] x86アーキテクチャのLinuxでブレークポインタがどのように動くかについては、例えば "How debuggers work: Part 2 - Breakpoints - Eli Bendersky's website" を参照されたい。
ヒトとイヌがネアンデルタール人を絶滅させた
著者は最新の研究成果に基づき、現生人類を侵略的外来種と規定し、かつてヨーロッパに住んでいたネアンデルタール人の絶滅が、現生人類のヨーロッパへの侵入によって引き起こされたと主張する。更には、現生人類がオオカミの家畜化により飛躍的に狩猟技術を向上させ、結果として現生人類と食料が競合するネアンデルタール人を含む肉食動物の絶滅を加速させたとしている。著者はその根拠として、以下のことを挙げている。まず、オオカミイヌと呼ばれる、オオカミがイヌへと家畜化される途中の種の化石がネアンデルタール人が絶滅した頃に、現生人類のものと考えられている遺跡から発見されたこと。次に、同じ頃にマンモスの骨を使って小屋を作るなど、現生人類が大量のマンモスを狩ることに成功していたことを示唆する遺跡が見つかっていることである。
現生人類のヨーロッパ進出がネアンデルタール人の絶滅に寄与したことについては頷くことのできる説明であるが、オオカミの家畜化がどのくらいの役割を果たしたのかについては、本書で提示されている証拠だけでは弱く、まだ憶測の域を出ていないように思われる。
どちらにしても、多岐にわたる分野の最新の研究成果を豊富に引用し、現生人類を侵入生物と規定しての論考は刺激的なものである。一方、関連研究を網羅的に取り上げようとする余り、細かい事実の羅列が続き、専門家でないと読みにくい箇所が散見された。さらにいえば、翻訳文がこなれていないために、更に読みにくいものとなっているのは残念であった。
アインシュタインの望遠鏡:最新天文学で見る「みえない宇宙」
天文学者によるダークマターおよびダークエネルギーに関する本。著者の研究テーマが重力レンズ効果を利用した観測であり、やはり重力レンズに関する事項に多くのページが割かれている。ただ、重力レンズに限らず、ダークマターおよびダークエネルギーに関連するその他のトピックも幅広く触れられており、ダークマターについて概観するには良い本。
一般相対性理論の導入から始まり、どうして重力レンズ効果が起きるのかを説明し、重力レンズ効果がダークマターの研究にどのように貢献しているかが述べられている。ダークマターの候補として、暗くて観測が難しい通常物質で構成される天体であるMACHOと、これまで知られている通常物質とはことなる物質であるWIMPが挙げられる。MACHOについては、重力レンズ効果を使ったMACHOの観測実験の結果、2000年にはMACHOだけではダークマターの質量をすべて説明できない(多くても8%から20%)という結論が出ている。また、ハッブル宇宙望遠鏡が撮影した銀河団による重力レンズ効果の像から銀河団の質量分布が推定されており、ダークマターをWIMPであると仮定した時の予想と異なる分布が得られている。ダークマターの正体も含めてまだ謎は残っているのだ。
『宇宙を創るダークマター』は理論宇宙物理学者によるダークマター本であったが、『アインシュタイン〜』は天文学者によるダークマター本。『宇宙を創る〜』と比べると出版が2009年と5年ほど古いが、より広く浅く関連するトピックを取り上げており、ダークマターについて初めて読む人にとってはこちらの方が読みやすいかもしれない。
- 作者: エヴァリンゲイツ,Evalyn Gates,野中香方子
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2009/12/18
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 6回
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ALL ABOUT マイコンBASICマガジン
11月8日に開催されたベーマガのイベントに参加してきた。同誌が2003年に休刊して以来初めて開催された読者向けイベントである。VIP席はなんと2分で、一般席も30分ほどで売り切れてしまったそうだが、運良くチケットを入手することができた。実は、自分は海外から帰ってきたばかりで、時差ボケもまだ治っていない状況だったので行くのをやめようと思っていた。だが、VIP席でお土産も頂けることだし、古代祐三氏が出演するということだったのでそれだけでも見ようと、体調が余り優れない中、体に鞭を打って行くことにした。そして、結局最初から最後まで存分まで楽しむこととなった。
イベント前日に当日の案内のメールが届き、開演14時のところ、10時から整理券を配り始めるとのことであった。流石に自分はそこまでする元気がなかったので、13:30頃にやおら会場に到着すると雨の中、建物の外にまで列が伸びていた。並ぶこと10〜15分、ようやく会場に入ることができる。会場内では各種展示・販売の横でなんとアルコールも販売されており「おっさん」に嬉しい仕様となっていた。さっそくビールを購入して開演を待つ。
そしてついに山下章氏が登場。自分は、ウン十年前にパソコンサンデーに出演されていたのを見たきりだったので、若造(失礼!)から好紳士へ変身されたような印象を受けた。オープニングの音楽にパソコンサンデーのテーマソングが使われたり、PC-6001の音声合成を使ったアナウンスが使用されたりする等、各所で趣向が凝らされ、観客の拍手・喝采を読んでいた。また、オープニングムービーも、同じテーマのオートバイレースゲームがキャラクターベースの画面から始まって、低解像度・低色数のグラフィック、多色数のグラフィック、ワイヤーフレーム、現代の3D CGへと切り替わってパソコンゲームの歴史を辿るものとなっていたのも面白かった。
イベントは三部で構成されていた。第一部では編集部の方々が編集の苦労話や裏話を語られた。第二部ではベーマガに実際にプログラムを投稿していたプログラマーの方々が登場し、プログラム作成や投稿に当たっての苦労話をされ、また実機による各出演者の最も思い出に残るプログラムの実演もされた。第三部では、ゲームライター諸氏が出演して、ゲームライターからの視点での思い出話が語られた。そこで、当時の写真も映されたのだが、第一印象はみなさんがとても若いということ。当時は高校生、予備校生、大学生くらいの年齢だったので当然そうなのだが、青春時代をそういう場所で過ごされたということを羨ましく感じた。
どの部もそれぞれ面白かったが、やはり一番印象に残ったのは第二部である。プログラムの実演中にゲームの難易度を変えるためにステージ上でプログラムの修正が始まる場面。BASICのプログラムと言いながら、実体はほぼマシン語のプログラムがDATA文で埋め込められて、しかもハンドアセンブルされていたという話。しかも、後の作品ではハンドアセンブルに懲りて自作のアセンブラ、コンパイラを書いて、その上でプログラムを書いていたという話。投稿の少ないマイナー機種向けに編集部の方がプログラムを書いていたという話。アーケードゲームのBGMを録音して耳コピでN88-BASICのMMLでプログラムを書いたという話。しかも、チャンネル毎にテンポがずれるバグを回避するテクニックが披露される。ある特定世代のノスタルジアをばっちりくすぐってくれる内容であった。
複数の方のコメントがごっちゃになっているかもしれないが、次のようなコメントが印象に残った。当時がキラキラとして感じられるのはやはり夢中になってやっていたことがあったからで、今では大人になって、仕事や家庭など日々の忙しさに追われているかもしれないが、今だって夢中になるものを見つけてキラキラした時間を過ごすことができるはずだ、と。
このイベントは同窓会のようなもので、おっさん達がただ昔を懐かしむだけのものかもしれない。しかし、おっさんはおっさんなりに元気を頂いた次第で、非常に満足できるイベントだった。